東京銀座の元裁判官高橋隆一弁護士による離婚・慰謝料相談

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コラム一覧

【弁護士と裁判官その1】2021.05.28

裁判官として、刑事・民事・家事・少年と多種多様な事件を担当し、経験してきた。そして、民事事件に限っても、医療過誤、建築関係、労働事件、商事事件、破産・会社更生法、仮処分等の保全事件、執行関係事件等の専門部に所属して始めて…

【オンラインでの面談】2021.04.26

コロナ感染リスクが高いため依頼者も、弁護士事務所に面談に来ることをためらっていることが多い。当職も、法廷や面談のない日は、なるべくテレワークを実施している。記録をスキャナーでPDFファイルにしてパソコンのクラウドサービス…

同性カップル2021.04.09

同性カップルが結婚できないのは「法の下の平等」を定めた憲法14条に違反すると、札幌地裁が2021年3月17日に初めて判断を示した。 このホームページでも、離婚とは、異性間の婚姻関係の解消のことであるし、不貞行為の慰謝料も…

離婚訴訟の心構え(女性編)2020.06.30

離婚調停が不調に終わり、裁判となってしまった場合、妻側には多大な経済的・精神的負担がかかることになります。ここでは、離婚訴訟に臨むことになった女性が知っておきたい心構えを紹介します。 離婚訴訟について 離婚調停が不調に終…

離婚後の住宅ローン2020.06.26

住宅ローンを組んだ後に離婚する場合、離婚後のマイホームや住宅ローンをめぐって複雑な問題が生じます。後で思わぬトラブルを引き起こさないためにも、あらかじめ当事者できちんと話し合っておくことが大切です。 離婚時には住宅ローン…

離婚調停の流れについて2020.06.24

当事者による話し合いで離婚問題を解決するのが難しい場合、離婚調停という手続きに進むことになります。ここでは、離婚調停の大まかな流れについて解説します。 離婚調停とは 離婚調停は、夫婦の話し合いで離婚が成立しなかった場合に…

著書「裁判官失格」について東京新聞 4/26の「書く人」というコラムに記事が載りました。2020.04.28

何とも衝撃的なタイトルだ。さぞや、司直にあるまじき行為への懺悔(ざんげ)が赤裸々に語られているのかと思いきや、貫くテーマは「裁判官も、いち人間」。訴訟の中で情にほだされたり、判決で葛藤したり、法廷で怒りをあらわにしたり……

離婚訴訟の知識と心構え2020.03.25

1 離婚についての法的な手続き 配偶者との離婚をする場合、あるいは配偶者から離婚を請求された場合、離婚の手続きはどのように進むのでしょうか。 離婚にあたっては、通常、交渉、調停、訴訟という課程をたどります。もちろん、いず…

モラハラ夫の特徴2020.03.17

1 妻を悩ませるモラハラ夫 近頃、「モラハラ」を理由に、夫との離婚を決意する女性が増えています。 この「モラハラ」とは、モラルハラスメントの略で、モラル(道徳)に反する精神的な暴力や嫌がらせのことをいいます。このような行…

財産分与調停の手順2020.03.05

1 財産分与とは 日本の民法では、夫婦財産について別産制を基本的に採用し、婚姻中自己の名で得た財産は、その特有財産(夫婦の一方が単独で所有する財産)とする建前です。しかし、夫婦間に経済格差があり、一般的には、夫の所得のほ…

不倫と浮気との境界線は2020.02.28

1 どこからが浮気? 浮気や不倫の典型的な行為が性行為・肉体関係であり、このような行為があれば不貞慰謝料を請求できる(請求される)可能性が高いといえます。 では肉体関係を伴わない行為、たとえばデートをする、手をつないだり…

不倫相手に子どもができてしまった場合2020.02.22

1 不倫相手が妊娠した場合 不倫をする場合、それが配偶者に発覚しないように、なんらの痕跡を残さないようにすることが一般的です。しかし、性行為に伴っては当然、妊娠の可能性があり、実際に女性側が妊娠することがあります。 とく…

ダブル不倫なら慰謝料はどうなる2020.02.17

1 ダブル不倫とは? ダブル不倫とは、配偶者がいる者同士の不倫のことです。 このような場合、被害者が2人いることになります。つまり、妻がいる男性と、夫がいる女性が不倫をすることになるので、それぞれの妻ないし夫が、不貞行為…

離婚するベストのタイミングとは2020.01.30

【はじめに】 離婚するのにベストなタイミングはいつなのでしょうか。「もう離婚したほうがいいのかも…」と思いながらも、まだ離婚するかどうか決めきれない状況にあれば、修復の可能性も含めて、離婚のタイミングをはかるのはとても難…

離婚して年金分割を行う場合の注意点2020.01.23

【はじめに】 年金分割とは、婚姻期間中に支払った保険料は夫婦が共同で納めたものとして計算する制度です。専業主婦の場合、夫が支払った保険料の一部(最大50%)を妻が払ったものとして、将来の年金額が計算されます。 &nbsp…

慰謝料も時効にかかる!?2020.01.20

【はじめに】 慰謝料請求にも時効があることをご存知ですか?実は、不倫を知ってから3年、不倫をおこなったときから20年が経過すると時効を迎えてしまうのです。 一方で時効を止める方法もあります。本記事では、不倫慰謝料に対する…

本の出版2019.12.25

今回,元裁判官というキーワードで私のサイトを見付けた出版社から,裁判官の仕事や経験・実態・心情を描いた本を法律の全くの素人向け。という企画で依頼されました。 裁判官を辞めて10数年経つので,今さらとも思いましたが,「裁判…

モラハラ夫が離婚に応じない場合の対応2019.12.12

【はじめに】 モラハラ夫とは、人の嫌がることを平気でしたり、自分が悪いのに絶対に認めず相手のせいにする、言葉の暴力を行うといったモラルハラスメントをする夫のことを指します。モラハラ夫。想像するだけで嫌な単語ですが、モラハ…

慰謝料を高額請求するためのポイント2019.12.04

はじめに 離婚慰謝料を算出する普遍的な式や具体的な基準は存在しません。しかし、慰謝料の相場を決める基準となるものは存在します。   例を挙げると、 不倫関係の期間と頻度 結婚期間 夫婦関係の状況 不倫により不倫…

離婚後の戸籍と氏について2019.11.28

はじめに 離婚した後、原則女性配偶者の戸籍や氏は結婚前の戸籍に戻ることになります。一方、男性配偶者である筆頭者は、身分事項欄に離婚の事実が記載されるのみにとどまり、もとの戸籍に戻ることはありません。   婚姻の…

面会交流の流れと面会交流が認められない場合2019.09.30

離婚後、離れて暮らす親と子どもが定期的に会ったり連絡を取ったりする面会交流は、離婚の際の話し合いでしっかりと決めておかなければなりません。できるだけ詳しく決めておいた方が、親同士のトラブルが少なくなります。そこで、面会交…

離婚調停不成立の流れ2019.09.18

厚生労働省が発表した「人口動態調査」によると、平成29年の離婚件数は約21万件、そのうち調停で離婚した夫婦は約2万件でした。離婚する夫婦のうち、夫婦間の協議では決着がつかず、調停により離婚している夫婦が約1割いることがわ…

不倫相手との交渉を上手に進めるためのポイント2019.09.10

配偶者の不倫が判明した際、不倫相手に対してどのような感情を抱くでしょうか?憎悪や嫌悪といった感情が湧き出るとともに、慰謝料を請求したい、もう二度と会ってほしくないと思うかもしれません。そのための第一歩が相手との示談交渉で…

モラハラ・DVでの慰謝料請求~相場とポイントは?2019.07.25

「夫から長年にわたって暴力をふるわれている」「暴言や人格否定発言などが多く我慢できない」。こういったモラハラ・DVに関する離婚の相談は、決して少なくありません。一方、極めてデリケートかつプライベートな問題であることから、…

財産分与を有利に進めるポイントとは?2019.07.15

離婚を目前にして、「財産分与」で悩む方は、決して少なくありません。離婚後の人生を考えると、少しでも多くの財産を確保したいと思うのは、自然なことです。では、財産分与を有利に進めるには、どうような方法を取れば良いのでしょうか…

慰謝料請求では「証拠」が大切2019.07.07

離婚慰謝料の請求で最も重要なことは何でしょうか?それは「証拠」です。ここでは、慰謝料請求における証拠の重要さと、実際にどのような証拠が必要になるのかを解説していきます。 離婚慰謝料における証拠の重要性と例 離婚慰謝料の請…

弁護士が内容証明を送るメリットとは?2019.06.29

誰かと約束事を交わすとき、トラブルのもとになるのは大抵「言った・言わない」の議論です。これを防ぐため、使われる方法として「内容証明郵便」があります。日常生活でも、重要な書類の送付に使用しますよね。内容証明郵便は、郵便局誰…

離婚後の再婚禁止期間と再婚のタイミングは?破るとどうなる?2019.06.23

離婚後の男女には、ひとつの大きな違いがあります。それは「再婚禁止期間」です。男性には、再婚の制限がない一方で、女性には「子どもの父親が誰なのかを特定するための期間」が必要だからです。ここでは、再婚が禁止されている期間と、…

一度決まった慰謝料の金額を減らすことはできますか?2019.06.15

離婚時に決められた慰謝料が払えない…という声を耳にすることがあります。また、「何とか慰謝料を減額できないでしょうか」という質問も珍しくありません。そこで、慰謝料の減額は可能なのか、またどういった方法で減額できるのかなどを…

夫とすぐに離婚したい人がすべきこととは2019.05.28

例え夫婦であっても、信頼関係が崩れた人間とは離れたいと思うのは当然のことです。離婚を推奨するわけではありませんが、離婚でしか解決できない問題があることも事実でしょう。では、「今すぐ離婚したい」と考えたとき、まず何をすべき…

離婚問題で弁護士に事件委任した場合の費用相場2019.05.27

「夫婦で話し合ったけれど、ゴールが見えない」「ついには調停や裁判にまで発展しそうだ」といった悩みは珍しくありません。離婚は、夫婦の話し合いによる「協議離婚」が全体の約88%を占めます。しかし、実際には弁護士を介した手続き…

熟年離婚を検討されておられる方へ2019.05.27

長年連れ添った夫(妻)との生活をリセットし、新たな人生を歩みたいと考える人は少なくありません。つまり、「熟年離婚」ですね。熟年離婚は、一般的に「20年以上連れ添った夫婦が離婚すること」を指します。ここでは、熟年離婚を検討…

協議離婚で公正証書を作成するメリット2019.05.15

離婚のうち、約9割(87.2%)が協議離婚(話し合いによる離婚)だと言われています。協議離婚は、口約束で合意し、役所の窓口に離婚届を出せば成立するもの。つまり、あえて離婚に関する書類を作成する必要がありません。しかし、こ…

シングルマザーのための離婚講座2019.05.15

シングルマザーになることを考えると、なかなか離婚に踏み切れない、と考えていませんか?子どもの教育や経済的なことなど、さまざまな不安が浮かんできますよね。そこで、今後シングルマザーになることを想定し、離婚前にチェックしてお…

離婚調停対策!親権獲得を有利に進めるためのポイント2019.05.15

離婚調停では、お金の問題とともに「親権」が重要なテーマになることが多いです。一般的には母親側が有利といわれる親権ですが、離婚調停で親権獲得を有利に進めるためには、相応の対策が必要です。そこで、親権の獲得を有利に進めるため…

モラハラやDVの定義と対処法2019.03.31

夫婦間のDVやモラハラは、それだけで離婚の理由になるほど深刻な問題です。ここでは、DVやモラハラの定義、被害にあったときの対処法について紹介します。 DVとモラハラはどう違う? まず、DVとモラハラの定義について確認して…

離婚調停における陳述書の書き方のコツ2019.03.30

離婚調停では申立書などの必須書類の他に、陳述書を提出すると良いといわれています。このコラムでは、なぜ陳述書が必要なのか、さらに実際に陳述書を書くときの具体的なポイントなどについて解説します。 そもそも離婚調停とは? 離婚…

慰謝料請求額の相場2019.03.20

離婚をするとき、しばしば問題になるのが「離婚の慰謝料」についてです。どんなときに慰謝料が発生するのか、あるいは金額はいくらなのか、など分からないことも多いのではないでしょうか。そこで、このコラムでは、離婚の慰謝料が発生す…

離婚事件と当事者の感情2019.03.19

はじめに 離婚訴訟に限らず,裁判所には,理不尽な不当訴訟や濫訴事件が多数ではないですが一定の割合で提訴されます。 かつて裁判官をしていた頃,忙しい時には,手持事件が250件で,月に新件が30~40件もくることがありました…

離婚訴訟における破綻主義2019.01.25

 離婚に関するネットのコラムや解説で必ずと言っていいほど,有責主義から破綻主義へ,あるいは,消極的破綻主義から積極的破綻主義への変遷という記事が載っています。 これは,旧民法では,離婚を請求するには相手方の責任を必要とす…

離婚訴訟と裁判官2019.01.03

離婚訴訟は,かつて地方裁判所で裁判していたということは,今では,忘れかけている弁護士も多いかと思います。平成15年(平成15年7月16日の法律第109号)に人事訴訟法という新たな法律が出来ました。これは,民事訴訟法の特則…

離婚契約公正証書2018.12.27

公証役場という古くさい言葉の事務所で仕事をしている公証人という職業自体一般的にはご存じない方が多いと思われます。 公証人の作成する離婚契約公正証書は公文書です。しかし,公証人は国家公務員ではありません。弁護士と同様,作成…

離婚事件について2018.09.24

離婚問題はお金と感情が複雑に絡み合って 本人同士では解決が困難な場合が多いなかで,離婚事件専門サイトを開設しました。 率直なところ,弁護士として取り扱った事例は,まだ進行中の事例が多いので紹介しづらいです。シニアの離婚事…

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